みなさん、こんにちは。診療部検査課の白濱です。
早いもので、今年も12月。もう30日も寝ないうちにお正月がやってきます。
私にとって、お正月といえば、お節料理より楽しみにしているものがあります。それは、東京箱根間往復大学駅伝競走、いわゆる箱根駅伝です。
とは言え、野球一筋の私は、陸上競技の経験がありません。部活の練習で長距離走があっても、チーム内の上位に入ることができません。走っている最中は、相手との駆け引きとかペース配分なんて、全く考えられず、ひたすらついていくのに必死で、練習しても早くなるとは思えませんでした。
自分が全く苦手な長距離走の選手を尊敬するようになり、応援する立場から駅伝を見るようになり、完全にはまりました。
そう言う事ならと、数年前に地域連携室の大御所からお薦めいただいた小説があります。
三浦しをん 著 「風が強く吹いている」 新潮文庫
です。
ストーリーは(あまりネタバレしないよう、簡単に申し上げますが)、弱小陸上部が箱根駅伝を目指すっていう話です。
文学的な構成がどうのとか、その辺はわかりませんが、しっかり取材して書いているなという印象です。何より、細かいことを考えずに読んで、面白かったです。
1月2日、3日に行われる箱根駅伝の前に、読むことをお勧め申し上げます。