『三日坊主の精神』

皆様、おはこんばんにちは。今日も愛娘とお酒と怠惰を愛する総務課の濱田です。(おっと、妻を入れ忘れた。)
先日、テレビをつけたら大変面白い番組と出会いました。
「最後の講義」と題されたプログラムでカーネギーメロン大学の教授であったランディ・パウシュ氏が10年前に行った講義を題材にしたドキュメントです。パウシュ氏の軽妙な語り口と彼が歩んできた人生への感謝、そしてこれからを生きる人への愛で進められる講義はシンプルながらも深い感銘を聞く人に与えるものでした。
是非皆さんにはこの講義のすべてをお伝えしたいですが、彼ほど簡潔にそして魅力的に伝えられるものではないのでご興味がある方はネットで検索して頂ければ講義の全体を見ることができますのでそちらをご確認ください。
今回のブログではこの講義の中から私が最近仕事をしていてもっともだと思ったいくつかの言葉と彼の解説をご紹介したいと思います。

・Get a feedback loop; and listen to it!~繰り返し意見を求め、聞き入れなさい~
『定期的にフィードバックをもらい、それにきちんと耳を傾けること。いちばん難しいのは「聞く」ことです。誰だってきつく叱られる時はあります。「確かにその通りだ……」と忠告を素直に認める人はほとんどいません。「ええっ、違うよ、だって……」と反論したくなるものです。そういう人をたくさん見てきました。フィードバックをもらったら、ありがたく受けとめ、それを生かしましょう。』
・Show Gratitude ~感謝の気持ちを表しなさい~
『感謝を示すこと。私が終身教授に昇進した時、研究チーム全員をディズニーワールドへ1週間の旅行に連れて行きました。彼らがものすごく頑張って働いてくれたおかげで、私は世界で最高の仕事を手に入れることができたんです。何もお礼をせずにどうして平気でいられるんです?そうじゃありませんか?』
・Don’t complain; just work harder. ~文句を言わずただ懸命に働きなさい~
『文句を言わないこと。代わりにもっと頑張りましょう。何かに秀でること。それはあなたの価値を高めます。一生懸命働くこと。私は他の人よりも1年早く終身教授に昇進しました。准教授たちは「1年早くテニュアを手に入れるなんてすごいね! 秘密は何なの?」と聞いて来ました。私は「金曜の夜10時にオフィスに電話してくれたら教えるよ」と答えました。』

パウシュ氏が言われていることはごく当たり前のことかもしれません。しかし、どれだけの人が日々、当たり前のことを意識して生きているでしょうか。正論というのは時として実行困難な難題なのかもしれません。私もそうですが皆さんにも日々の生活で心当たりがあるかもしれませんね。
では、私たちはどう生きていけばいいのでしょうか?私は“三日坊主”の精神でいいとおもうのです。それは三日続けてやめてしまうのではなく、三日続けたら一日休んでもう三日頑張ってみるといった精神です。継続していく意識の精神です。意識することで人は言葉が変わり、言葉が変わることで行動も変わっていくのだと思います。
いつか私の可愛い娘にもこの講義を見せてあげようと思います。その時、娘がどのように感じ、行動するのか今から楽しみです。

そうそう、余談ですが意識してないと堕落するよという実例のために私はダイエットができないんですよね。あ~仕方ないな~。(笑)

総務部 濱田祥蔵

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