『猫と子育て日記』

皆様こんにちは。外来看護師の千葉です。
前回の外来ブログに引き続き、猫ちゃんのお話をさせていただきたいと思います。

私は独身時代から一匹の猫ちゃんと暮らしていました。
その後結婚し、二人の子供を授かり、一気ににぎやかな生活になりました。
まだ長女が赤ちゃんのとき、泣きわめいているのに家事で手が離せずにイライラしている私……そのうちに気が付くとなぜか静かになっており、心配になり様子を見てみると……

別の場所で寝ていたはずの猫ちゃんが、まるであやしているかのように赤ちゃんの前を行ったり来たりしているのです。娘は泣くのをやめて、目の前の動くふわふわしたものをじーっと見つめているのです。それからも同じような光景を何度も見かけました。

その後……子供たちは自由自在に動けるようになると、今度は猫ちゃんの取り合いになりました。しっぽを思いっきり引っ張られ、無理やり力ずくで抱っこされ、挙句の果てには猫まくらにされて身動きがとれない状況……。
しかし、猫ちゃんは子供たちに対して一度も爪をたてたり、フーッと毛を逆立てることはありませんでした。猫ちゃん自身が子供たちのお兄さんのような気持ちでいたのでしょうか……。

そんな共に子育てをしてくれた我が家の猫ちゃんは、残念ながら1年前に病気で息をひきとってしまいましたが、猫ちゃんのおかげで子供たちは心優しく育っている(と信じたい…)と思います。 

猫ちゃん、本当にありがとう。とても感謝しています。

 

 

 

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