2月10日(金)帯広厚生病院神経内科部長 保前英希先生が講演会のため来院されました。保前先生より講演前に昨年当院に導入されたHybrid Assistive Limb® (HAL®)の見学を希望されましたので、リハビリテーション室にご案内した時に、保前先生が20数年前に北大病院神経内科で担当された患者さんと偶然に再会されました。
保前先生と患者さんには思いがけない出会いでお互いに大変喜ばれ、しばしご歓談されておられました。20数年ぶりの偶然の出会いでしたが、保前先生は患者さんのお名前をしっかりと覚えておられ、昔のお話から現状の治療までを詳しくお聞きになられておられました。神経内科の病気は治療や療養が長期間にわたることが少なくなく、その間、患者さんと医師が一緒に協力して病気に立ち向かい、お互いが深く信頼している戦友、仲間のような関係が築かれることが少なくありません。
今回の保前先生と患者さんとの出会いは思いがけない旧友との出会いのように、深い信頼関係が窺われ、自分が患者である場合に、保前先生が診て頂きたい、技術を持った心温かい医師の一人であろうと深く感銘を受けました。
森若 文雄