皆さんこんにちは、栄養課の石井です。
2月に入って少しずつ気温が上がり始めました。雪まつりが終わると春がそこまで来ているような気がしますよね!
院内での次の行事食は「ひなまつり」です。定番のちらし寿司を予定しています。
行事食にはいろいろな意味がありますが「ひなまつり」では、ちらし寿司よりもひし餅のほうに意味があるようです(諸説あり)。
昔はお餅に草や実を入れて色付けするのが一般的でした。
赤は「魔除け」の色、くちなしの実を入れ解毒作用を、白は「子孫繁栄、長寿」の色、菱の実を入れ血圧低下を緑は「厄除け」の色、ヨモギや母子草を入れ造血作用を・・・どうでしょう、ひし餅はスゴイ期待を背負っていたのですね。
残念ながらひし餅は誤嚥の可能性が高いので、院内では三層になったゼリーしかご用意できませんが、雰囲気を味わっていただければうれしいです。