みなさん、こんにちは。診療部検査課の白濱です。昨日に引き続き、仕事中に遭遇する場面について、お話したいと思います。
技師:「○○さんですね?今日は、首と腰の写真を撮ります。」
患者:「はぁ。あの~、肩と腕がしびれているのに、撮らないの?」
理由があります
1.しびれの原因が首や腰にあるから
神経は、脊椎中を通り、全身に貼り廻られています。よって、その脊椎部分に問題があるとしびれが現れたりします。
2.特に骨に異常が疑われないから
普通、レントゲン写真は、骨のような固いものがよく分かる画像です。
例えば、転んでお尻を打って、そのお肉の部分が痛かったとして、
写真を撮っても痛みの原因が不明な場合があります。
逆に骨折のような骨に異常があると疑われるような時に有効な検査です。
ちなみに上の写真は、私が数年前に骨折した時の画像です。
痛いのがよく分かる画像です。
撮らない理由としては、そんなところでしょうか?