新年明けましておめでとうございます。
看護部長の佐藤です。
これからこのブログを通して当病院や看護部の紹介、活動、患者さんとのエピソード、 また私的なことも織り交ぜながら紹介していきたいと思います。
私は、右も左も分からない新卒から当院におりまして、20代の元気で騒がしい若かりし頃、実は患者さんのそばに行くのが怖い時期がありました。
「患者さんからの不安な気持ちの訴え」にどう答えたら良いのか分からなかったからです。
それでも注射や排泄介助、体温測定などで患者さんのそばに行きます。
何度も何度もそばに行きます。
そしておもいました。
「あれっ!無理に答えなくていいんだ。患者さんは話をすることで自分の考えをまとめている。」
「あれっ!不安な表情が穏やかになっている。」
「私がちょっとだけ経験した知識を活かし、患者さんは何がしたいのか。日頃大切にしていることはなにか。そのおもいに寄り添うこと。そんな看護がしたい。」
と感じるようになりました。
それが今看護部に掲げている理念に込められております。
看護部理念「患者さんのおもいに寄り添う神経難病看護を提供します」
20代のころの私は、患者さんの訴えに何でも答えを出さなければいけないと驕っていたのでしょう。
あ~それにしても文章を書いていて思い出しました。あの頃の体重に戻りたい~~(^0_0^)