皆様こんにちは、こんばんは。言語の藤田です。
年月の流れは早いもので、僕も天命を知らなければならない年頃(50)になりました。
そのせいか最近、昔のことを思い出したり昔話をすることが多くなった気がします。
「言語は楽しくやってくれ。」
これは24年前、僕が北祐会に勤め始めて間もない頃に初代院長の濵田毅先生にいただいた言葉です。
「言語は患者さんと話しをすることを大事に。楽しくやってくれ。」
僕「わかりました。」
「楽しくってどうすればいいかわかるか?」と院長。
僕が「はい。一生懸命やります。」と答えると少し苦笑いして「真面目だな。楽しくって、自分が楽しくないと患者さんは楽しくないんだぞ。」とおっしゃいました。
今考えると自分がこの病院でこの先どうしていったらいいかを示していただいたんだと思います。
「楽しくやる」「自分も楽しむ」。
その言葉で自分の言語聴覚士としてのスタイルを作ることができました。
それから「患者さんに笑顔になってもらうこと」「楽しんでもらうこと」が言語療法の大事な要素だと考え、「明るく 楽しく 元気よく」をモットーにやってきました。
あれから24年経ちました。山あり谷ありもありましたが、いろいろな経験をさせていただきました。そして当院の言語療法はもうすぐ25年目の春を迎えます。
初心忘れるべからず、そしていくつになっても最新の自分が最高の自分であるようにアップデートもしながら、今日も言語療法を楽しみます。