トカゲ

ある日仕事から帰宅すると、自宅にトカゲがいました。暖かいライトに照らされ、中には人口の草のようなものと土管のような置物。そこに3匹のトカゲがいて、なんだかオシャレに見えました。息子が「俺が捕まえたんだ!」と自慢げに教えてくれました。札幌近郊のとある場所で捕まえたニホントカゲという種類なんだとか。成虫と幼虫で体の色も異なるようです。「ビックライゼン」「ライゼン」「ニジー」と息子に独特な名前を付けられた3匹のトカゲたち。

息子が乾燥ワームを「ミディアムだよー」と謎な事を言いながら餌として与えている光景に、爬虫類や虫が苦手な私は身震いしています。「ミディアム」はあまり食べてくれません。そこで、近くの公園で餌のための、ミミズ、蝶々を探し飼育ケースに入れてみることに・・。そうすると、土(小石?)の中からニョキッと顔を出し、すごい勢いで虫に食いつきます。あっという間に飲み込み、その後はお皿に入っているお水を飲んで、ペロペロと舌を出し、また潜って姿が見えなくなります。

虫を食べている姿に、息子は大興奮で大喜び。初めは身震いしていた私も、慣れてくると小さな世界の食物連鎖を見ているようで、少し観察するのが楽しくなってきています。
昔は、オシャレブロガーさんのような北欧の雑貨等に囲まれた生活を思い描いていましたが、現実には虫や昆虫に囲まれた生活をしています。最近それも悪くないなと思い始めました。

 

看護部

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