皆様、こんにちは。
今週7~9日の3日間で、今年も年に一度の利尻礼文三町の難病検診に当院の医師と理学療法士と一緒に検診班のソーシャルワーカーとして参加してきました。
今年は予定を再調整しての実施となり、この時期の訪問は初めてでしたが、お天気にも恵まれ、検診後皆既月食もみることができました。
この事業は「専門の医療機関が地域にないなどの理由で受診が困難な在宅難病患者に対して必要に応じ適切な療養指導を図るための訪問検診」として北海道が実施している事業で、ソーシャルワーカーとしては制度利用の相談や療養生活に対するアドバイスを行ったりしていますが、私たちも地域の生活を知ることができ、地元の医療・保健福祉分野のスタッフの皆様と情報共有したり年に1度顔の見える連携が取れる貴重な機会となっています。
住み慣れた地域で少しでも安心して生活を続けていけるように患者様、ご家族、スタッフの皆様と一緒に相談を毎年積み重ねていくことを通して私も勉強させてもらっています。
今回は地元の主治医の先生方や保健師さんたちとご自宅訪問することもでき、皆さん工夫しながら前向きに生活されている様子をうかがってこちらも元気をもらって帰ってきました。
医療相談室 小林