看護部の佐藤です。
連日の投稿でおじゃまします。
今日は神経難病看護について、お話をします。
私は4つの柱があると考えています。
① 症状マネジメント
神経の支配領域にそって多種多様な症状や障害があり、他の専門職と患者を共通理解のもと、協働してその症状や障害に取り組む必要があります
② 意思決定支援
症状の状況に伴い生活スタイルの変更、医療処置を受けるか意思決定をしていかなければならない場合があります。その為に、面談しやすい環境を整えたり、医師と患者家族の話が促進するよう配慮したり、その人が歩んできた人生や価値観を知り、どう生きていきたいか、自ら選択出来る様社会資源やケアの情報提供を行います。
③ 在宅支援
患者さんは、治療や在宅整備、療養方針検討のために入院をされます。経過は長きに渡り家族の負担も考える必要があります。家族介護力や住宅環境など在宅での生活について、今後を 見据えた情報収集とアセスメントを行い、他の専門職や地域でかかわる職種と連携しサポート体制を整えて行くことが必要です
④ 家族ケア
神経難病と診断されてから、その患者の家族も様々なことを体験していく場合があります。患者を支える家族を支え、家族のQOLをもより良いものへと支援していくことは、患者さんへの直接ケアと同じと考えます。
以上、ご静聴有難うございました。!(^^)!