こんにちは、検査課 日向寺です。ちょっと前に年が明けたと思っていたらもう2月。年々時間が早く過ぎてしまう感覚に恐怖すら覚えてしまう今日この頃でございます。
さて私事ですが、来月で40歳を迎えます。ついに40歳です!不惑の歳でございます!
「40にして惑わず」の不惑。『論語』に出てくる一節です。高校の倫理の授業で出てきたな~と微かに記憶していたこの言葉。皆さんは覚えていますか?
志学(しがく)…15歳
「吾十有五にして学に志し」・・・私は15歳で学問に志した
而立(じりつ)…30歳
「三十にして立ち」・・・30歳で自立した
不惑(ふわく)…40歳
「四十にして惑わず」・・・40歳で迷わなくなった
知命(ちめい)…50歳
「五十にして天命を知る」・・・50歳で天命を知った
耳順(じじゅん)…60歳
「六十にして耳順う」・・・60歳で人の言葉に素直に耳を傾けることが出来るようになった
従順(じゅうじゅん)…70歳
「七十にして心の欲する所に従えど、矩を踰えず」
・・・70歳で思うままに生きても人の道から外れるようなことはなくなった
いかがでしょうか。私は高校生の時これを聞いても「ふ~ん」としか思っていませんでしたが、40歳手前で少しわかる気がします。迷いがなくなることは良いことですが、60歳にならないと人の言葉を素直に聞けないのかなと思うと40歳はいささか頑固になっていくのではないかと深読みもしてしまいます。程度の良い頑固さなら良いのですが、人に迷惑のかかる頑固さは持たないように気を付けたいものです。