昨年腰のヘルニアOPで入院した際、ことにTVなるものを初めて知りました。西区に勤めている者としてお恥ずかしい限り。
視聴可能エリアは、琴似商店街を中心とする約2㎞の範囲だそう。
ドキュメンタリー・音楽等いろいろなコンテンツがある中、
拠点のJR琴似駅近くのコルテナから車で出発し目的地、例えば「道の駅てしお」までの道中を、ナレーションもなくただただ延々と映し出すという番組は不思議とハマりました。
見てるうちに痛みや、手術してホントに痛みやしびれが取れるのかな?と不安な気持ちも忘れ、自分が運転してるかのような感覚になっちゃって画面に釘付け。
入院中に支笏湖やキロロリゾートなどいろいろな場所へ疑似ドライブを致しました。
そして再放送でしたが「KOTONI CLASSIC」という音楽番組。主に地下鉄琴似駅構内を会場に、札響のコンサートマスターを21年以上に渡って務められた、バイオン奏者の大平まゆみさんのパフォーマンスが最高でした。時々、入ってきた地下鉄の轟音にMCを中断されながらも「仕方ないわね」と笑って間を取ったり、聴衆の中に小さい子供さんがいると、傍へ行ってとなりのトトロの「さんぽ」を弾いたりする気さくなお人柄に癒されました。足を止めて聴き入っている人たちのまあ幸せそうな表情も良いんです。
大平まゆみさんはALSを発症したことを公表され、治療・療養しながら色んな形で活動を継続されておられると伺いました。
大平まゆみさんの演奏に励まされて入院生活を頑張ることが出来ました。エンパワーメントをありがとうございます。
支援部 Y