こどもの成長

あけましておめでとうございます。
リハビリテーション部の飯島です。
今回で5度目のこの北祐会ブログの担当となりました。
思い返すとこれまで趣味の話をはじめ、出身地や自分の仕事についてなどいろいろな話を綴らせていただきました。

今回は自分の家族について書いていこうと思います。
思い返しますと昨年は様々な変化があった1年でした。
その中でもとりわけ大きな変化としましては『新しい家族の誕生です』

昨年の5月に息子が産まれました!!
このかわいらしいクリクリした目の我が子はなんと僕にも妻にも似ず愛くるしい表情を日々見せてくれます(親バカですね…)
やや小さめで産まれた我が子はすくすくと成長し、いまでは7か月になりました。
世の中ではステイホームにより外出することが減少しストレスが溜まる生活を余儀なくされておりますが、一方で家で子供の成長を日々見守る時間が増えたことは良い面でもありました。
その間、首が座り、寝返りをうち、起き上がったりと失敗を繰り返しながら1つ1つできるようになっていく姿に日々感動しております。

つい先日のことですがついにお座りができるようになりました!
これまで何度もお座りを試みるも転んでは泣いて、転んでは泣いて・・・を繰り返してきましたが少し目を離した隙に何食わぬ顔で座っていました。

子供の成長はすごいですね。日々子供の成長に驚くばかりで、これまでできなかったことができるようになった時の喜びは何にも代えがたいものがあります。

ふと思い返すと、私の仕事である理学療法の場面でも似たような経験をすることがあります。『理学療法』について簡単にご説明すると、座る、立つ、歩くといった生活の基本となることが「できなくなった」あるいは「むずかしくなった」患者さんに対していろいろな方法を駆使して「できるようになる」支援をさせて頂くお仕事です。

日々の仕事のなかで、「寝返りがうてるようになって楽に寝られました」、「椅子に座ってご飯を食べることができました」、「歩けるようになって買い物に行けました!」などの言葉を患者さんやご家族から聞くとこの仕事をしていて本当によかったと心から感じる場面があります。
できなかったことができるようになるという経験はご本人はもちろん、その周囲の家族やお友達も幸せな気持ちになるものなんですね。

我が子が寝返りや座ることができるようになる姿を通して、できないことを応援する家族の気持ちを、その喜びを共有する良い経験ができました。

このブログを書いているこの瞬間にも、今度はハイハイの練習をしながら床に顔をぶつけて泣いております。
1つできるようになったら、その次と満足することなくチャレンジする息子に負けないように、自分も日々勉強していき、患者さんがひとつでもできることが増えるよう頑張っていこうと思う今日この頃でした。