こんにちは、医事課矢野です。
雪も溶けて、温かい日が続き、後は桜が咲くのを待つだけです♪
去年はお花見に行けなかったので、今年こそは!と思っていますが、ゴールデンウィークは道路が混むだろうし・・・と思うと行けるかどうか微妙なところです。実家近くの桜を見に行ってこようかな?(汗)
さて、今回は「病院を受診するときってお金をいくら用意したらいいんだろう?」と思っている方向けにお話しようと思います(^▽^)b
病院を初めて受診することを「初診(しょしん)」と言います。ちなみに2回目以降の受診は「再診(さいしん)」と言います。初診では医師から問診(症状、既往歴、現在服薬している薬など)や触診、聴診と言った〝診察〟を受けます。この診察代を「初診料」として2820円(10割負担)かかる事が決まっています。皆さん保険に加入されていますので、「初診料」は3割負担の方で850円、2割負担の方で560円、1割負担の方で280円となります。
当院は神経内科で、初診の際に「神経学的検査」というものを医師が行います。(問診の際に不要と判断した場合はしないこともあります)この「神経学的検査」は神経系の疾患の診断に必要とされ、身体診察の中でも専門性が高い検査です。「神経学的検査」は6800円(10割負担)となり、3割負担の方は2040円、2割負担の方は1360円、1割負担の方は680円となります。
また、診察した結果違う医療機関で診察や検査が必要となった際には紹介先にお手紙を書きます。そのお手紙代を「診療情報提供書料」と言い、2500円(10割負担)かかります。
簡単に3つご紹介しましたが・・・まとめると下記のようになります。
★初診で神経学的検査を行い、他の医療機関にお手紙を書いた
「初診料」+「神経学的検査」+「診療情報提供書料」=12120円(10割負担)
3割負担の方は、3640円
2割負担の方は、2420円
1割負担の方は、1210円 となるわけです♪
この他にMRIや血液検査、生体検査などが加わると3割負担の方は20000円を超える事もあります(◎Д◎;)
特にMRI は初診時に撮影する事が多い検査です。金額は19000円(10割負担)ですので、3割負担の方は5700円、2割負担の方は3800円、1割負担の方は1900円ですね。
先ほどのケースにMRIを追加すると3割負担の方は約1万円かかります。そう考えると初めて病院を受診するときには最低でも1万円は準備しておかないといけませんね(_ _;)
昨今、ほとんどの医療機関ではクレジットカードでの支払いも対応可能となっておりますので、現金が足りない・・・と言った場合にはクレジットカードで支払うのもいいかもしれませんね。クレジットカードもない、現金も足りない・・・という場合は、お支払方法のご相談にも乗りますので、受付窓口にお声かけ下さいね(^□^)ノ〝