我が家には人気者の木のバイクがあります。かなり年季が入っています。実はこのバイクは私が子供の頃に乗って遊んでいました。大きくなりいつのまにか部屋の片隅に追いやられ、その後はご近所の方のお孫さんへ差し上げたものでした。それが最近また私の元へやってきてくれました。当時好きで貼ったキャラクターのシールも色あせ、ヒビも入っていました。キコキコと音が鳴るのですが、まだまだ乗れそうです。
我が家では子供たちが喧嘩して取り合いをしながら乗っています。そんな姿を見て「私もこんな風に遊んでいたのかな」「あー私も歳をとったんだなぁ」としんみり・・・・そして「子供たちもいつか乗らなくなる日がくるのかぁ」と思うと私の涙腺が崩壊します(笑)
少し前まで私事ですがお休みをいただいていました。その間テレビを見る時間が多かったのですが、テレビから流れてきた曲と、この木のバイクが重なり朝からうるうるしてしまったことがありました。「グローイングアップップ」という曲で(作詞が宮藤官九郎さん、作曲が星野源さん)子供が成長するにつれて椅子や三輪車が使えなくなっていくことを歌っている歌詞なのですが、それがなんとも言えず・・・・。(泣)
この曲を聞き、バイクを見ては「今しかないこの時期を大切にしていこう」と温かい気持ちになるのですが、現実は毎日“鬼ババ・鬼嫁”に変身してしまうのでした。
地域医療支援部 K