病棟の看護師です。
先日、池江選手が白血病であるというニュースが流れ、衝撃を受けた方も少なくないかと思います。この東京オリンピックを目前にひかえた時期にその道が閉ざされてしまうというのは、なんとも切ない話です…。これまでの時間も生活もほとんど水泳に捧げてきたはずと考えると…、何とも言えない気持ちになります。
実は、白血病ではないですが、私も骨髄移植を受けたことがあります。このニュースを聞いて、当時のことを思い出しました。私の場合は血小板が少なくなっていましたので、泣いた際には目の周りに無数の点状出血をよく作っていました。泣くと目の周囲が充血するので、点状に出血してしまうんですよね。骨髄移植をすると決めるまでも、いろいろ考えちゃいました。骨髄提供者さんに多くの負担をかけるほど、自分の存在に値があるのかどうか…。でも、人生を終わらせる覚悟も信念もなく、切羽詰まると、もろ手を挙げて移植をお願いしていました(笑)。
いろいろありましたが、私も病気の経験があったから看護師になっていますし、私の知人も白血病を乗り越えた人がたくさんいます。医療は日進月歩です。
池江さん、ガンバレ-!!