大規模停電発生時における対応の事例報告

みなさん、こんにちは。
医療情報管理室の横澤です。

先日、北海道大学で行われた北海道医療情報技師会の勉強会に参加してきました。
インフルエンザ大流行のこの時期に多くの人が集まる場所に行くことにとても悩みましたが、昨年9月の北海道胆振東部地震による大規模停電発生時における各病院の対応についての事例報告が聞けるチャンスだったので行くことにしました。

会場にはいつもより多くの参加者が来ていました。やはり事例報告にみなさん関心があったようです。

事例報告のあった病院では、幸いなことに比較的早い段階で電源が復旧していたようです。中には水力発電所からの電源供給を受けており地震発生当日午前中にすでに電源が復旧した病院もありました。また、いずれの病院でも非常用電源や自家発電装置が適切に整備されていたことも運用再開に大きく寄与していたとのことです。

当院では非常用電源や自家発電装置はあるものの、十分な予備電源とは言えない環境なので、今後BCP(事業継続計画)策定を含めて災害時の対応についてあらためて考える機会を頂いた勉強会でした。参加して良かったです。

それはそうと会場(北大学術交流館)の空調設定がとても寒かったです。。。